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オイルの説明
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このページでは、車には欠かすことができない「オイル」についてご紹介していきます。
フォーカス・バカの Jackie の独断と偏見で書き進めていきますので、過ちが全くないとは言い切れません。ご意見・ご指摘がございましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
ちなみに、Jackieは整備士でもなければ自動車関連業に従事しているわけでもないので、厳しいツッコミはご遠慮いただけますようお願いします(^^;
●エンジンオイル
ここでは、オイルを選ぶ基準について、ちょっと説明していきましょう。
「粘度」とはオイルの粘っこさの度合いを表す尺度で、一般的に動粘度のことを粘度と呼んでいます。粘度はオイルの性状の中で最も大切なもので、クルマに合ったオイルを選ぶには、まず粘度を考慮しなければなりません。オイルを選ぶ基準として世界的に普及しているのがSAE粘度番号と呼ばれる粘度分類です。

●SAE粘度分類とは
SAE (Society of Automotive Engineers) で定めた粘度分類で、0Wから60までの11段階に分けられ、それぞれの番号で表示されます。SAE番号が大きくなるほど粘度が高い(硬い)ことを意味します。「W」は冬用(Winter)の意味で、低温時の粘度です。
オイルの粘度は温度によって変わってきますので、オイルの粘っこさを比較するとき同じ測定温度の粘度で比べる必要があります。基準となる温度は国際的な取り決めにより、40℃および100℃となっています。 オイルには単一粘度番号のシングルグレードと二つ以上のSAE粘度番号を兼ね備えたマルチグレードがあります。最も一般的なのはマルチグレードと呼ばれる、季節によって使い分ける必要がないオールシーズンタイプオイルです。

寒さに強く柔らかい←  →暑さに強く硬い
0W 5W 10W 15W 20W 25W 25W 20 30 40 50 60

ちなみに、フォーカスの純正指定オイルの粘度は「10W−40」というワイドレンジのものになっています。

さて、これとは別に、アメリカ石油協会(略称API:American Petroleum Institute)が、エンジンオイルの品質を使用条件によって分類しています。SJとかSLなどのグレードを認定しているのも、このAPIです。もちろん、この分類は世界中で使用されています。
ガソリンエンジンオイル規格は、“S”で始まり、これは「サービスステーションオイル(乗用)」と「スパークプラグで着火するエンジンタイプ」の頭文字をとっています。SAで始まり、現在最高規格はSLクラスです。
一般的なのはまだまだSJグレードですが、これからはSLが主流になってくると思います。
と、言っても、日常的に使用する車なら、SJとSLの決定的な差を見出すことは難しいと思います。


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