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〜2004年WRCの結果〜
2004 WRC RESULTS

結果、とは書きましたが、このぺージがフォーカスをメインとするページということで、フォーカス以外のマシンは上位3位までしか掲載しておりません。ちょっと資料性は低いかも知れませんが(^^;;;

なんといっても、新しい開催地「メキシコ」「ジャパン」が加わって、全16戦となったこと。そう、「ラリー・ジャパン」がスケジュールに加わったことが大きいですよね!WRCが日本に来るぞ!!!

ちなみに、第13戦のサルディニアは、サンレモ・ラリーの代替地。同じイタリアでの開催です。

少しずつ充実させていく予定ですのでお楽しみに。情報提供もお待ちしています(他力本願モード)。
●第1戦「Monte Carlo」1/23-1-25:ターマック/スノー
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD10M10
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC 03D8M8
デュバル/プレボフォード・フォーカス RS WRC 03D6M6
プジョーが307WRCで登場!
常にトップ集団に絡むマーティンが2位フィニッシュ。一時遅れをとったものの、デュバルが3位でフィニッシュし、フォード勢は幸先良く2−3フィニッシュになりました。
ちなみに、マーティンが制したSS12とSS14は、かの有名な難所、チュリニ峠。と、すれば事実上モンテを制したのはマーティンだ!?

SSトップタイム(15):マーティン[3,12,14]、デュバル[---]

●第2戦「Swedish」2/6-2/8:スノー
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD10M10
グロンホルム/ラウティアイネンプジョー307WRCD8M8
ソルベルグ/ミルズスバル インプレッサWRCD6M6
トゥオヒノ/アホフォード・フォーカス RS WRCD5M5
・・・・・・・・・・・・・・・・
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRCD2M2
このイベント、セカンドドライバーとして、デュバルに替わり、フィンランド人のヤーネ・トゥオヒノ (Janne Tuohino) を起用。今年からの新しいルールにより、選手権争いのためにも、マニュファクチャラーズ・ポイント獲得に必死です。つまり、ベルギー人のデュバルより、フィンランド人のトゥオヒノの方が雪道に慣れている、という判断です。昨年はプライベーター・フォーカスで17位完走しています。
結果、トゥオヒノは結果を出して4位完走、貴重なポイントを獲得しました。

SSトップタイム(19):マーティン[3,4]、トゥオヒノ[15]

●第3戦「Mexico」3/12-3/14:グラベル
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC03D10M10
デュバル/プレボフォード・フォーカス RS WRC03D8M8
サインツ/マルティシトロエン・クサラWRCD6M6
マーティンが初優勝!おめでとう\(^o^)/
しかもデュバルが2位!1−2フィニッシュで、フルマーク!!
初開催という全員に与えられたハンデを考えれば、今年のフォード・ティームのレベルの高さが証明されたようなもの。この調子で行ってください!!

この結果、暫定ながらマーティンはトップタイ、マニュファクチャラーズでは単独トップに躍り出ました\(^o^)/
なお、M−スポーツのWRC100戦目となる記念すべきラリーでもありました。

SSトップタイム(15):マーティン[11]、デュバル[---]

●第4戦「New Zealand」4/16-4/18:グラベル
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
ソルベルグ/ミルズスバル・インプレッサWRCD10M10
グロンホルム/ラウティアイネンプジョー307WRCD8M8
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC 04D6M6
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18デュバル/プレボフォード・フォーカス RS WRC 04D−M1
ついに「04スペック」が投入!
マーティンが好きなはずの高速グラベルながら、結果が残せない。今年はそれでも初の完走を果たし、表彰台にも絡む健闘(と、言っていいよね)。セバスチャンを4位に従えて、ドライバーズポイントで単独首位に!
デュバルはSS19までは暫定7位をキープしていたものの、SS20でコースオフ、ダメージを負ってしまいました。サービスでの修理が規定時間に間に合わず、TCの遅着によるペナルティタイムも追加されて勝負あり。完走してマニュファクチャラーズポイント獲得が至上命題となったのでした(T-T)
フォードは、マニュファクチャラーズでも単独トップを堅持しています。

SSトップタイム(23):マーティン[1,12,13]、デュバル[9]

●第5戦「Cyprus」5/14-5/16:グラベル
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD10M10
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC 04D8M8
サインツ/マルティシトロエン・クサラWRCD6M6
惜しむらくは、デュバルがSS1で、前輪を失って早々に消えてしまったこと。
マーティンはSS8で一度はローブとロバンペッラをかわして2位にジャンプアップするものの、続くSS9ではローブにベストを奪われあえなく3位転落。そのままラリーを終えることになってしまいました。

しかし!

ラリー終了後の再車検で、プジョーとシトロエンのマシンに、量産品と同一のパーツが使用されていたかどうかの確認が必要であるとラリー主催者とFIAが判断。結果として、プジョー307WRCに取り付けられていたウォーターポンプがレギュレーション違反との裁定が下り、グロンホルムとロバンペラは失格となってしまいました。
これにより、マーティンは2位となりました。
フォードは、マニュファクチャラーズでは単独トップを堅持しています。

SSトップタイム(18):マーティン[6]、デュバル[---]

●第6戦「Acropolis」5/28-5/30:グラベル
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
ソルベルグ/ミルズスバル・インプレッサWRCD10M10
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD8M8
ロバンペラ/ピエティライネンプジョー307WRCD6M6
デュバル/プレボフォード・フォーカス RS WRC 04D4M4
惜しむらくは、マーティンがSS3で、コースオフから復帰できず、早々に消えてしまったこと。
デュバルは最終日までトップグループで争っていたものの、これまで完走経験が無いラリーであること、マーティンがリタイヤしていることなど、戦略的な側面もあって完走してポイントを獲得することに切り替えてペースダウン。結果、4位フィニッシュとなったのでした。
フォーカスは2000年からこのラリーで4連勝を飾っていて、相性はよかったはずなのに...

SSトップタイム(22):マーティン[---]、デュバル[9,22]

●第7戦「Turkey」7/11-7/13:グラベル
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD10M10
ソルベルグ/ミルズスバル・インプレッサWRCD8M8
グロンホルム/ラウティアイネンプジョー307WRCD6M6
・・・・・・・・・・・・・・・・
デュバル/プレボフォード・フォーカス RS WRC 04D4M4
・・・・・・・・・・・・・・・・
24マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC 04D−M1
マーティンはSS1でトップタイムを記録。しかしタイヤ選択のミスで遅れ、その後ウォータースプラッシュの餌食に...修理に大きく時間を割いて最下位まで...完走でマニュファクチャラーズポイントを獲得できたのがせめてもの救い。
デュバルはいつもな感じ(^^;

SSトップタイム(22):マーティン[1]、デュバル[---]

●第8戦「Argentina」7/25-7/27:グラベル
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
サインツ/マルティシトロエン・クサラWRCD10M10
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD8M8
デュバル/プレボフォード・フォーカス RS WRC 04D6M6
マーティンはSS5で大クラッシュ。怪我は無いものの、視覚にトラブルを抱えていて、すぐに病院送りになってしまいました。大丈夫か...心配...
デュバルはレグ2でサスペンショントラブルを抱えるも、グロンホルムのリタイヤでSS19で3位に浮上。そのままゴールしてポディウムを獲得!

SSトップタイム(26):マーティン[2]、デュバル[---]

●第9戦「Finland」8/6-8/8:グラベル
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
グロンホルム/ラウティアイネンプジョー206WRCD10M10
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC 04D8M8
サインツ/マルティシトロエン・クサラWRCD6M6
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トゥオヒノ/アホフォード・フォーカス RS WRC 04D4M4
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デュバル/プレボフォード・フォーカス RS WRC 04D2M−
マーティンは前戦での後遺症が心配されたものの、ラリーに登場。昨年の再来とはいかなかったものの、2位でフィニッシュ。まさかまさかのうれしい結果です。
このラリーは、地元フィンランド出身のヤーネ・トゥオヒノがセカンドカー・エントリー。仕事を果たし、デュバルよりも上位の5位でフィニッシュ。2ポイントを上積みしました。
デュバルはジャンプの着地でエキマニを破損、タイムを失いつつ、サービスも長引き50秒のペナルティのオマケ付き。それでも、盛り返して7位フィニッシュは上々でしょうか...

SSトップタイム(26):マーティン[10,18]、デュバル[---]

●第10戦「Deutschland」10/20-10/22:ターマック
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD10M10
デュバル/プレボフォード・フォーカス RS WRC 04D8M8
サインツ/マルティシトロエン・クサラWRCD6M6
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC 04D5M5
いまだに視力に微妙な後遺症を残すマーティンは、序盤のタイヤ選択でミス、浮上のきっかけが得られぬまま4位フィニッシュとなりました。
デュバルはSS5でシフト・トラブル。マニュアルに切り替えての走りで3位に後退するも、サインツのスピンで2位に浮上。もともとターマックを得意とするデュバルは、6つのベストタイムを奪い、2位でフィニッシュ。ローブを追い詰めることはできなかったものの、序盤のトラブルが無ければ...

SSトップタイム(24):マーティン[11]、デュバル[2,3,10,19,21,22]

●第11戦「Japan」9/3-9/5:グラベル
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
ソルベルグ/ミルズスバル・インプレッサWRCD10M10
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD8M8
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC 04D6M6
・・・・・・・・・・・・・・・・
ヴァルンボルド/プライスフォード・フォーカス RS WRC 02D1M−
もう、説明の必要もないくらいみなさんご周知のことでしょう(^^;

SSトップタイム(24):マーティン[23,24]、デュバル[17]

●第12戦「Great Britain」9/17-9/19:グラベル
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
ソルベルグ/ミルズスバル・インプレッサWRCD10M10
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD8M8
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC 04D6M6
・・・・・・・・・・・・・・・・
デュバル/プレボフォード・フォーカス RS WRC 04D4M4
SS18でようやく逆転してトップに、SS19のスーパースペシャルステージも制したソルベルグが見事優勝を果たしました。しかもタイム差は6.3秒。
本来ターマックを得意とするフランソワ・デュバルが、見事4度のベストタイムを奪取。
マルコ・マーティンは最終のスーパーSSでなんとかベストタイムをゲット。ターボトラブルやアルゼンチンでの精神的な後遺症が抜け切れていない様子で、本来の走りができていないようでした。

なお、このラリーにはゼッケン番号「74」でジミー・マクレー(コリン・マクレーの父)がグループNインプレッサで参戦。そしてゼッケン番号「62」でマシュー・ウィルソン(マルコム・ウィルソンの息子)がフォーカスWRC 02でWRC初参戦。弱冠17歳!

SSトップタイム(19):マーティン[19]、デュバル[1,9,12,15]

●第13戦「Sardinia」10/1-10/3:グラベル
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
ソルベルグ/ミルズスバル・インプレッサWRCD10M10
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD8M8
サインツ/マルティシトロエン・クサラWRCD6M6
・・・・・・・・・・・・・・・・
デュバル/プレボフォード・フォーカス RS WRC 04D4M4
絶好調ソルベルグの見事な3連勝で幕を閉じたサルディニア。
マーティンはSS16でエンジントラブルのためリタイヤ。暫定4位という悪くないポジションだっただけに残念でした。
SSトップタイム(19):マーティン[---]、デュバル[---]

●第14戦「Tour de Course」10/15-10/17:ターマック
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC 04D10M10
ローブ/エレナシトロエン・クサラWRCD8M8
サインツ/マルティシトロエン・クサラWRCD6M6
ターマックでフォーカスが!マーティンが勝利!!
2位のセバスチャンがタイトル獲得のためにセーブした!?関係ありません(^^;勝負は勝ったものが勝ちです(意味不明(^^;)。
フランソワ・デュバルは対照的にミスでタイムを落とし、最終日にはマーティンとの優勝を賭けた一騎打ちと思われるもエンジントラブルでリタイヤ。残念な結果でした。メキシコ以来の1−2フィニッシュかとも思われたのですが(^^;

これまでグラベルでの安定感に定評のあったフォーカスですが、単なるグラベルマシンではなく、ターマックでも十分な戦闘力を持っていることを証明したのでした!

SSトップタイム(19):マーティン[2,5,6,8,10,11,12]、デュバル[1,3,7]
レグ2はフォード勢がトップタイムを独占!

●第15戦「Catalunya」10/29-010/31:ターマック
順位ドライバー/コ・ドライバーマシンポイント
マーティン/パークフォード・フォーカス RS WRC 04D10M10
グロンホルム/ラウティアイネンプジョー307WRCD8M8
サインツ/マルティシトロエン・クサラWRCD6M6
ターマックでフォーカスが!マーティンがなんと2連勝!!!
フォーカスの強さを、マーティンの速さを証明しました!ターマック2連勝は伊達じゃない!!

フランソワ・デュバルは今回もトラブルからラリーを完走することはできなかったものの、トップタイムをコンスタントに叩き出し、潜在する速さをアピールしました。と、同時にフォーカスの戦闘力の高さの証明でもありますよね!
なおこのラリーで、フォードはマニュファクチャラーズ総合2位を決定しました。

SSトップタイム(19):マーティン[8,12,17]、デュバル[1,3,4]

●第16戦「Australia」11/12-11/14:グラベル

D:ドライバーズ
M:マニュファクチャラーズ
●年間ドライバーズポイント(暫定)
順位ドライバーマシンポイント
セバスチャン・ローブシトロエン・クサラWRC108
ソルベルグ/ミルズスバル・インプレッサWRC82
マルコ・マーティンフォード・フォーカス RS WRC 0379
カルロス・サインツシトロエン・クサラWRC73
マーカス・グロンホルムプジョー307WRC62
フランソワ・デュバルフォード・フォーカス RS WRC 0447

●年間マニュファクチャラーズポイント(暫定)
順位ロゴマニュファクチャラーポイント
シトロエン(CITROEN SPORT)184
フォード(FORD BP RALLYE SPORT)137
スバル(555 SUBARU WORLD RALLY TEAM)117
プジョー(MARLBORO PEUGEOT)93
三菱モータースポーツ(MITSUBISI MOTOR SPORT)17
まずは、幸先良く14ポイントを稼いだフォード。2台揃っての表彰台を、今年はあと何回見られるのでしょうか!?

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