このページは、2006年に開催された「ラリー・ジャパン2006」の観戦記です。おかげさまで、3回目となった今回のラリージャパンも観戦することができました(^^)/
今回、Jackieが観戦したのは「レグ2 デイ・サービス」と「レグ2 オビヒロ・スーパーSS」、「レグ3 デイ・サービス」のみです。強行スケジュールのため、セレモニアルフィニッシュは見ることができませんでした(T-T)
Jackieは朝一の羽田発の飛行機で帯広入り。帯広駅の駅ビルにある100円ショップで、持ってくるのが面倒だった備品を購入して、とりあえず余分な荷物はコインロッカーに。チェックインまでには時間があるので、観戦に向けてちょっと身軽に。
そして、情報収集を兼ねてとかちプラザ(大会HQ)に。で、リザルトを見て凹みました。トップだったマーカス・グロンホルムがSS14で2位に順位を落としているじゃありませんか!飛行機に乗っているときは携帯の電源を入れられないため、結果を確認できなかったので...いやビックリです。
●レグ2 デイ・サービス
とかちプラザ(大会HQ)での衝撃のリザルトに、さっそく正面玄関の前から北愛国サービスパーク行きのシャトルバスに乗り込みました。(その時の模様はこちら)
北愛国サービスパークに到着すると、まずはフォードサービスの前に。ここで、いつもなら各ワークスのサービステントを撮影したりするんですが...ん!?フォードサービスの前には、すでに黒山の人だかりが。やば!思い切り遅刻だ!?猛ダッシュしました、マジで。
すると、テントの中は空っぽ!「???」テントの奥のタイムボードを見ると、ミッコ・ヒルボネンが12:30から、マーカス・グロンホルムは12:40からサービスインであることが判明。あのー、まだ12:00前なんですけど(怒) あ、逆ギレしちゃった(爆)去年までは、10分前だってこんなに人いなかったぞ(^^;
やはり、優勝できるドライバー、有名ドライバーがいると違いますね♪
観戦前のイヤな予感的中(^^;;; フォードのサービスを見るのに、かなり以前から並ばないとお誕生日席からは観戦できない!寂しい反面、人気上昇には少なからずうれしい部分もあったりして、微妙な心境。
最初は、プライベーターとして参加しているガレス・マクヘイルです。
今回のラリージャパンで唯一、04スペックのフォーカスで参戦しています。しかもこのフォーカス、ラリーカーとしては珍しく右ハンドルなんです。イギリスは日本と同じ右ハンドルの国ですから、こういったラリーカーがあってもおかしくないとは思うんですが、やはり国際ラリーで戦おうと思うならば、左ハンドルに慣れるのも必要かと思うんですけど、マクヘイルさん(余計なお世話だ(^^;)。
プライベーターとはいえ、例年と同じくフォードワークスと同じエリア内でサービスを受けます。しかし、マシンが異なる、ということもあるためか、ワークス&ストバートのテントは1台分離れて設営されていたのが印象的でした。いちばん手前(進行方向から見て)のマーカス・グロンホルムのテントからは約6台分奥まったところにあり、とても1箇所のポイントからではワークスからプライベーターまでを撮ることはできませんでした。
幸い、マクヘイルのテントの前にはあまり人がいなかった(それでも、ストバートを観る為の人垣がいる感じ)ので、観戦ポイント(というか撮影ポイント)を移動しながらの撮影になりました。ココに移動中は、ワークス撮影のためのポイント維持ができないのが難点でしたが、元々確保できた場所自体が、すでにグロンホルムのマシンを捕らえられるな、程度の位置だったので、諦め半分であちこち移動しながらの撮影になりました(^^;
お次は、ストバートVKフォードのセカンドドライバー、ルイス・ペレス・コンパンクです(右写真)。
自家用ジェット(ボーイング747ですよ、ジャンボジェット!自家用って...)を持つ、超お坊ちゃまのルイス、持ち込み資金だけで参戦することはもちろん造作も無いことですが、なかなかの実績も併せ持つところがイケてます。
マルコム・ウィルソンの息子、マシュー・ウィルソンはレグ2を撤退したため、このサービスには戻ってきませんでした。残念!なので、このサービスではストバートVKフォードは、このコンパンクの写真のみです。
06スペックでのドライブは、このラリージャパンが初めてのストバートのお二人。元々、高速かつツイスティで、かつナロー(狭い)が特徴のジャパンのステージなんですが、開催前に振った雨によって、コースはマディ(ぬかるんでいる)。かなり難しいラリーになったことは想像に難くありません。
さて、ようやくワークス勢です!まずはミッコ・ヒルボネン。が、場所取りに失敗してまともな位置からは撮影できませんでした(T-T)
そんな言い訳をしなければ公開できないような写真がこれです。ネ、なんだかよく分からない(爆)
ミッコは、スバルとシュコダのドライバーとして、かつて2度ジャパンを走ったことがあり「ミッコ・ファン」がいるのも事実。特に、ミッコには女性ファンが多い気がしました。分かりますけどね(^^)
このあとの「おまけコーナーPart.2」でもご紹介しますが、このサービスの最中、ミッコはファンサービスのため、柵を超えてこちらに来てくれました。「ミッコ〜」ってサインを求める声に女性が多いのが明らか。私の周りにも「こんなにいたか?」というぐらい女性の観戦者が。ミッコ、恐るべし。
しかし、ミッコの人気の秘密は、やはりファンを大事にする気持ちが現われているところだと思います。このサービスはちょうどお昼時。しかし「リエゾン走行中に車内でパンを食べる」というわけにも行かないので、このサービスの30分を使って食事。さらに、食事中もボスとの作戦会議もあったりして、忙しいはず。その状況は、右写真のような感じです。コ・ドライバーのヤルモ・レンティネンと食事をしながら、ボスと話し合いです。ちなみに、ミッコとボスの間にあるボトルは、ハインツのトマトケチャップです(どーでもいーだろ、そんなこと(爆))。
にもかかわらず、その短い休息時間もファンのために疲れも見せずにわざわざテントを出てきてくれるんですよ!嬉しいじゃありませんか!!
お待たせしました!2度の世界チャンピオンを獲得した、われらがマーカス・グロンホルムです。柱が程よく邪魔にならない絶妙な位置を確保(^^) まあまあの写真が撮れました。
スピンを喫し、タイムと順位を落とした後のサービスということで、おそらくその辺りを聞かれているであろう、公式映像用のインタビューを受けていました(右写真)。しかもインタビュー中に、クルクル廻りながらのリアクションを交えてスピンについて語っていました。あの感じだと、ハーフスピンではなく、完全に回転(1回転半?)した模様です。
今回のサービスでは、マーカスのファンサービスはおあずけ。自分のミスでタイムを落とし、しかもセバスチャン・ローブに首位を明け渡してしまったことが、そんな気分にさせなかったのかもしれません。
左の写真でも確認できると思いますが、右リアのバンパー部分(ちょうどカストロールのロゴがある部分)が、いびつに曲がっています。スピンした際のダメージとみて間違いないでしょう。
●人物いろいろコーナー● マーカス・グロンホルム ティモ・ラウティアイネン ミッコ・ヒルボネン ヤルモ・レンティネン インタビュー中でした サービスの途中で移動中 笑顔が印象的♪ 知り合いのカメラマンと談笑中 マシュー・ウィルソン マイケル・オール ルイス・ペレス・コンパンク ホセ・ボルタ かろうじて撮影できました う...不覚... ルイスお坊ちゃまです う...不覚... ガレス・マクヘイル ポール・ネイグル トニー・サーカム エレイン夫人とボス 最後の04フォーカス! マクヘイルのコドライバー 新井さんのコドラがフッと視界に(^^; ウィルソン夫妻です
ちなみに、今回のラリー・ジャパン出場選手のリストです。ご存じない方もいると思いますので...
BP FORD WORLD RALLY TEAM
3) GRONHOLM Marcus & RAUTIAINEN Timo (マーカス・グロンホルム&ティモ・ラウティアイネン)
4) HIRVONEN Mikko & LEHTINEN Jarmo (ミッコ・ヒルボネン&ヤルモ・レンティネン)
STOBART-VK-M-SPORT FORD RALLY TEAM
9) WILSON Matthew & ORR Michael (マシュー・ウィルソン&マイケル・オール)
10) COMPANC Luis Perez & VOLTA Jose Maria (ルイス・ペレス・コンパンク&コセ・マリア・ボルタ)
プライベーター(マシン:FORD FOCUS RS WRC 04)
12) MACHALE Gareth & NAGLE Paul (ガレス・マクヘイル&ポール・ネイグル)
ちなみに、マシュー・ウィルソンのコ・ドライバーを務めるマイケル・オールは、昨年のラリージャパンではアントニー・ヴァルンボルドのコ・ドライバーとして出場していました。
●おまけコーナー Part.1
恒例の、おまけコーナーです。まずは、ラリージャパンのサービスパークでの一コマ。
昨年、ようやくグッズ販売コーナーが設置されたフォードですが、今年は気合の入り方が違います!左の写真をご覧ください。キャップ、チームタオル、ボトルホルダー、そして、写真にはもう写っていないんですが、Tシャツも売っていたんですよ。Jackieが到着したレグ2ではすでに売り切れだった模様で、売っているものを見ることはできませんでした。その影響か、観客の中にフォードグッズの着用者が多いこと多いこと。キャップとセットの人もいれば、フォードのTシャツにスバルのキャップ、のような「とにかくWRC楽しんでます♪」な人まで、とにかくビックリさせられました。
また、カンタンなアンケートやクイズに答えると Team RS のストラップがもらえる、ということでこれにデジカメや携帯を付けて下げている人も多かったですね!
右の写真は、販売ブースの右側に設置されていた、フォードチームの紹介パネル。クイズの答えはこのパネルの中に隠されている、ということで、時間帯によってはパネルが見えないほどの盛況ぶり。
しかも、Tシャツとか、グッズを購入した人がすぐに着てきてくれている、というのも嬉しいですよね。サービスの人だかりが、単にグロンホルムとヒルボネンのファンが来ていたというわけじゃなく、フォード自体のイメージが上がっている感じを受けました。やっぱり優勝争いをするだけの実力があるチームは、ファンも付きますよね!いやー、グロンホルム様々ですm(__)m
ちなみに、ブースで対応をされていたのはどこぞのコンパニオンの方かと思いきや、フォードの方だそうで(まじでつか...私も働きたい(爆))。会場で仲良くなった方にも「フォードのグッズ売ってるお姉さんカワイイよね」と言われましたよ!あ、もしかするとグロンホルム効果以上のものがココにあったのかも!?
●おまけコーナー Part.2
さて、パート2です。
今回は、お宝を仕入れることができました。それが、左のキャップです。サインが2つ、あると思います。左側がマルコム・ウィルソン、右側がミッコ・ヒルボネンに、それぞれサインしてもらったものです。
右側にある写真が、その前後に撮った写真です。ミッコは、サービスの最中にわざわざファンサービスに出てきてくれました。目の前にいるのに遠い(^^; なかなかこっちに来てくれない... 頑張って呼んで振り向いてもらい、サインをしてもらいました。超ラッキーです。
で、マルコム・ウィルソン氏は一苦労ありました。なにしろ、彼はファンサービスをする立場には無いので、こちらには来ないわけですよ。しかも、いつもいろいろと忙しそうに話をしたり奥のチームコンテナに入ってしまったり、なかなかきっかけが掴めません。
レグ3、午前のサービスが全車終わり、チャンスかと思われたのですが、チームの方となにやら難しい顔して会議が始まったみたいでした。と、そのとき、たまたまチームのブースにミセス・ウィルソン(上に写真があります)が帰ってくるところでした。で、夫人に頼む作戦に。すると、快く "No ploblem!" って言って引き受けてくれて、帽子とペンを預かってくれました。しかし、旦那に頼んでくれたのですが「忙しい」って言ってるから、と待ってて欲しいといわれました。ええ、待ちますとも!で、かれこれ15分から20分ぐらい待ったでしょうか?ようやく一区切りついたのか、サインをして返してくれました♪そのとき、ぷちサイン会になったのを撮ったのが右上の写真です(報道カメラマンも、脇でパシャパシャ撮ってました)。
この場を借りまして、足を悪くされている中、わざわざ旦那に頼んでくれたエレイン夫人、そして、わざわざテントから出てきてぷちサイン会までやってくれたマルコム・ウィルソン氏に、改めて感謝いたします。ありがとうございました。
●おまけコーナー Part.3
会場でお会いした方々、いろいろと話し相手になってもらったり、情報交換したり、場所取りを交互にしたり、一人ではできない楽しみ方をさせていただきました。ありがとうございました。
そんな方々の中で、インターネットになにかしらの情報発信ポイントをお持ちの方々を、ここではご紹介させていただきたいと思います。
掲載の順序には、特に他意はございませんので、もし「このページを見てみたいな」というページがありましたらお気軽にお立ち寄りくださいませ。ご満足いただけるページが初めのほうにあるとは限りませんよ!
・sweet, 170 days a year
おさきちさんの、みんカラページ。北海道在住ならではの密着レポあり!フォーカスST170オーナー。
・ford_spirit
ヨーコさんの、みんカラページ。とにかく熱いフォード姐さん!来年こそ、お互い自走で行きましょう♪もちろんフォーカスオーナー。
・ラリー好きのレガ乗り
もとじさんの、みんカラページ。スバリストもとじさんの渾身のレポ&フォトは必見です♪
・Kuro's Room
9696さんのページ。偶然、レグ2オビヒロSSSの後、フォードブースでバッタリ♪しかも初対面!あの時、よく私だと分かりましたね(苦笑)。フォーカスオーナーさん。
・グラスの中のビー玉
びおびおさんのブログ。フォードサービステント前でお会いしました。以前からブログを拝見していた、あのグロンホルムのファンの方だと分かったのは帰宅後(^^; 遠路はるばるの観戦お疲れ様でした!
・フォードジャパン
特設ラリージャパンのページ。Mさん、その節はお世話になりました。ぜひ来年もHさんと来てください(^^)
みなさんも、ぜひ現地ブースでグッズを買って、Jackieとフォードを応援しましょう♪
●おまけコーナー Part.4
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これ、グロンホルムファンの方に見られたら怒られそう(びおびおさん、ごめんなさーい)なんですが、写真撮りながら「これは使えるかも」と思っていました(^^; 4コママンガ風にしたかったんですが、うまくつながりそうにないので3コマですが...
ラリーX誌のスクランブルショットを意識して作成してみました(^^)
実際に、こうしてラリードライバー&コ・ドライバーが食事をしたりする休息時間を見る機会は決して多くないのですが、今回のフォードのホスピタリティはテントのカバーが上げられていて、こうして一部でもスペクテイター(観客)側から見ることができたんです。
ミッコは、このレグ2の昼間のサービスではしばらくの間マルコム・ウィルソンと話をしていました。コ・ドライバーのヤルモ・レンティネンも交えての話だったのですが、チームコンテナ(モーターホーム)ではなく、ここでの話だった、ということはそんなに深刻な話じゃなかったんでしょうね。
なお、このコーナーの登場人物のセリフはフィクションであり、実在したとはとても思えません。
このページは、少しずつ追加の予定です。整理し切れていない写真もあるし、書き足りないことは山ほどあるし(^^;